2023-01-01から1年間の記事一覧

トップリーグ2 アフターアワーズ

トップリーグ2 アフターアワーズ (ハルキ文庫)作者:相場英雄角川春樹事務所Amazon 大和新聞の政治部で、官房長官のトップリーグとして活躍していた松岡直樹は、史上最年少で特別編集委員になっていた。一方、大手出版社の週刊誌でスクープを連発していた酒井…

トップリーグ (ハルキ文庫)

トップリーグ (ハルキ文庫)作者:相場英雄角川春樹事務所Amazon 「トップリーグ」とは、総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す--大和新聞の松岡は、入社15年目にして政治部へ異動、官房長官番になり、またたく間にトップリーグ入…

あの本は読まれているか

あの本は読まれているか (創元推理文庫)作者:ラーラ・プレスコット東京創元社Amazon 冷戦下のアメリカ。ロシア移民の娘であるイリーナは、CIAにタイピストとして雇われる。だが実際はスパイの才能を見こまれており、訓練を受けて、ある特殊作戦に抜擢された…

ソバ屋で憩う―悦楽の名店ガイド101

ソバ屋で憩う―悦楽の名店ガイド101 (新潮文庫)作者:日向子, 杉浦,ソ連新潮社Amazon 「ソバ屋好き」にも二種類ある。ひたすらソバの神髄へと突き進む求道型と、ソバ屋でのリラクゼーションを乞い願う悦楽派と。江戸風俗研究家・杉浦日向子と「ソ連(ソバ好き連…

NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草 (講談社+α新書)

NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草 (講談社+α新書)作者:安積 陽子講談社Amazon 2017年2月、官邸でアメリカのマティス国防長官と会談した安倍総理を見て世界中がビックリ……スーツを着ているのに靴はローファーを履き、しかも欧米で…

ラウリ・クースクを探して

ラウリ・クースクを探して作者:宮内 悠介朝日新聞出版Amazon 1977年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。 コンピュータ・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連のサイバネティクス研究所で活躍することを目指す。だがソ連は崩壊し……。 歴史に翻…

共震 宮沢賢一郎シリーズ (小学館文庫)

共震 宮沢賢一郎シリーズ (小学館文庫)作者:相場英雄小学館Amazon 『震える牛』『ガラパゴス』著者の原点! 大和新聞東京本社の遊軍記者である宮沢賢一郎は、東日本大震災後、志願して仙台総局に異動する。沿岸被災地の現状を全国の読者に届けるため、「ここ…

ミカドと女官―菊のカーテンの向う側

ミカドと女官―菊のカーテンの向う側作者:小田部 雄次恒文社21Amazon 皇室の長い伝統の中でつちかわれてきた最大の不思議、それが女官制度である。菊のカーテンの向こう側にある秘密のベールの奥を、皇室研究の第一人者が書き下ろした異色のお局入門書。 昭和…

天皇の祭祀 (岩波新書 青版 933)

天皇の祭祀 (岩波新書 青版 933)作者:村上 重良岩波書店Amazon 明治期に確立された宮中祭祀は,天皇の私事でありながら,象徴天皇制下でもその宗教的性格は失われていない.本書は,近代天皇制における皇室祭祀の成立とその展開を中心に,三種の神器,大嘗祭…

震える牛 (小学館文庫)

震える牛 (小学館文庫)作者:相場英雄小学館Amazon 警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。初動捜査では、その手口から犯人を「金目当ての不良外国人」に…

警察手帳 (新潮新書)

警察手帳 (新潮新書)作者:古野 まほろ新潮社Amazon 警察とは、自衛隊に次ぐ、ニッポンで2番目の超巨大機構だ。全国に30万人にも警察職員を有している。 その「ニッポンの警察」について、元警察庁I種警察官の作家が、採用制度から警察学校、交番、警察署、警…

黒い海 船は突然、深海へ消えた

黒い海 船は突然、深海へ消えた作者:伊澤理江講談社Amazon その船は突然、深海へ消えた。沈みようがない状況で――。本書は実話であり、同時にミステリーでもある。 2008年、太平洋上で碇泊中の中型漁船が突如として沈没、17名もの犠牲者を出した。波は高かっ…

スクイズ・プレー(新潮文庫)

スクイズ・プレー(新潮文庫)作者:ポール・ベンジャミン新潮社Amazon 米文壇を代表する作家ポール・オースター。 ブレーク以前に別名義で発表していた幻のデビュー長篇は、 レイモンド・チャンドラーの衣鉢を継ぐ、私立探偵小説の傑作だった! 私立探偵マッ…

着せる女

着せる女作者:内澤 旬子本の雑誌社Amazon 「本の雑誌」の大人気連載「着せ替えの手帖」がカラーページも収録し待望の書籍化です。 「マシな服を着たら、カッコよくなるのに」と10代の頃、兄の服選びに付き合ってから、すっかりメンズファッションウォッチャ…

本屋、ひらく

本屋、ひらく本の雑誌社Amazon この町に、本屋があったらいいなと思った── 「書店が減っている」といわれる中で、新しい本屋を開く人たちがいる。そんな22人がリアルな言葉で綴る、本屋への想いと商いの日々。 独立系書店を営む日本各地の人たちの寄稿。いい…

ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)

ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)作者:塩野七生新潮社Amazon 古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少な…

平成の終焉 (岩波新書)

平成の終焉 (岩波新書)作者:原 武史岩波書店Amazon 平成とは天皇制の新たなスタイルが確立された時代だった。日本中をくまなく訪ね歩き、自らの思いを国民に直接語りかけてきた天皇明仁と皇后美智子。二人が生み出した「平成流」は退位後も受け継がれていく…

トラスト―絆/わが人生/追憶の記/未来―

トラスト―絆/わが人生/追憶の記/未来―作者:エルナン ディアズ早川書房Amazon 1930年代、NY。金融の寵児、アンドルー・べヴルをモデルにした小説『絆』が出版されたが本人はこれに猛反発。自伝を秘書に代筆させる。その後秘書は当時の回想録を記し、数十年…

羽生の轍

覇王の轍作者:相場英雄小学館Amazon 警察キャリアの樫山順子は、北海道警捜査二課長に突如、着任することになった。歓楽街ススキノで起きた国交省技官の転落事故と道内の病院を舞台とした贈収賄事件を並行して捜査するなか、「独立王国」とも称される道警の…

HHhH プラハ、1942年 (創元文芸文庫)

HHhH プラハ、1942年 (創元文芸文庫)作者:ローラン・ビネ東京創元社Amazon ナチによるユダヤ人大量虐殺の首謀者、ラインハルト・ハイドリヒ。ヒムラーの右腕だった彼は、第三帝国で最も危険な男と怖れられた。チェコ政府が送り込んだ二人の青年によ…

令和誕生―退位・改元の黒衣たち

令和誕生―退位・改元の黒衣たち―作者:読売新聞政治部新潮社Amazon それはガラス細工のような合意形成の賜物だった。平成の天皇が夕食の席で側近に退位の意向を吐露してから、改元、新天皇の即位まで。「退位」「即位」「新元号発表」の日程はどう決まり、新…

秘録 退位改元 官邸VS.宮内庁の攻防1000日

秘録 退位改元 官邸VS.宮内庁の攻防1000日作者:朝日新聞取材班朝日新聞出版Amazon 天皇陛下(現上皇さま)が2010年に退位の意向を周囲に明かしてから9年。この間、退位を認めるかどうかをめぐり、宮内庁と首相官邸の攻防があった。退位実現、新元号発表まで…

知られざる皇室: 伝統行事から宮内庁の仕事まで

知られざる皇室: 伝統行事から宮内庁の仕事まで作者:久能靖河出書房新社Amazon 令和に改元して、新たに内容を増補改訂した新版! 新しい天皇の時代に守られていくのは何か? 変わっていくのは何か? 日本人にとっての「天皇と皇室のあり方」を考えるための伝…

横須賀鎮守府 (有隣新書80)

横須賀鎮守府 (有隣新書80)作者:田中 宏巳有隣堂Amazon 鎮守府とは明治期に設置され太平洋戦争の敗戦により消滅した日本海軍の軍政機関であり、横須賀のほか呉、佐世保、舞鶴に置かれた。その中でも最も早い時期から機能していたのが横須賀であった。本書は…

侍従長の十年半 天皇家の執事 (文春文庫)

侍従長の十年半 天皇家の執事 (文春文庫)作者:渡邉 允文藝春秋Amazon 侍従長という天皇陛下の“いちばんの側近”が綴った、両陛下のご日常、宮中での日々とは。宮中祭祀の場で国民の安寧を願うお姿、戦没者慰霊への思い、さらにはお車の運転やパソコンをめぐる…

昭和天皇 (岩波新書)

昭和天皇 (岩波新書)作者:原 武史岩波書店Amazon 新嘗祭、神武天皇祭など頻繁に行われる宮中祭祀に熱心に出席、「神」への祈りを重ねた昭和天皇。従来ほとんど直視されなかった聖域での儀礼とその意味に、各種史料によって光を当て、皇族間の確執をも視野に…

皇族 天皇家の近現代史 (中公新書)

皇族 天皇家の近現代史 (中公新書)作者:小田部雄次中央公論新社Amazon 古代より「天皇の血族」として存在した皇族。明治維新後、最も近親で天皇を支える階級として、軍人の義務と多くの特典を獲得し成立した。だが、自らの権威・特権を背景に、長老の皇族軍…

象徴天皇

象徴天皇 (岩波新書)作者:高橋 紘岩波書店Amazon 「松の緑の大内山」とたたえられる皇居。そこにはどんな人たちが住み、どのように働き、そして何が行われているのだろうか。宮内記者会会員の著者が、天皇制をめぐる敗戦前後の興味深いエピソードを紹介しな…

天皇陛下の全仕事 (講談社現代新書)

天皇陛下の全仕事 (講談社現代新書)作者:山本雅人講談社Amazon 天皇はどんな仕事を、どんな内訳で、どのように行っているのか? 天皇・皇后両陛下の平成流スタイルとは? 意外に知られていない宮中の毎日を紹介する、「読む事典」。 国事行為、宮中祭祀、宮…

秋篠宮

秋篠宮作者:江森敬治小学館Amazon 人間・秋篠宮の実像がいま明らかになる。 「令和」という新時代を、皇嗣として迎えた秋篠宮だが、コロナ禍のもと皇室行事の多くは中止を余儀なくされ、長女の結婚問題にも揺れた。 弟として、父として、皇嗣として、何に悩…