漂海民羽原 又吉岩波書店 2002-06-12売り上げランキング : 281428Amazonで詳しく見る by G-Tools 陸上に定住せず、船の上で一生を送る人たち。今はもういないのだろう。 日本の漁業の歴史からひもとかれていて勉強になりました。

彰義隊吉村 昭新潮社 2008-12-20売り上げランキング : 160492Amazonで詳しく見る by G-Tools 皇族ながら薩長に追われる身となった輪王寺宮の一生を追う話。吉村昭はとても良い。

彷徨の季節の中で辻井 喬中央公論新社 2009-06売り上げランキング : 34340Amazonで詳しく見る by G-Tools 堤清二のデビュー作。だんだん冗長になってきて、読みづらくなってしまった。

自由への道 1 海老坂 武 澤田 直 岩波書店 2009-06-16売り上げランキング : 52775Amazonで詳しく見る by G-Tools 全６巻の新訳サルトル。『死霊』みたく意味不明なことが書いてあるかと想像していたが、相反して読みやすい。最後に解説が懇切丁寧に記載され…

芽むしり仔撃ち大江 健三郎新潮社 1984-01売り上げランキング : 43713おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 戦時中の冬に僻村へ疎開してきた感化院の子供達の物語。農村の排他性を感じさせる描写が上手。

万延元年のフットボール大江 健三郎講談社 1988-04売り上げランキング : 49103おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 四国の山村が舞台。書かれた67年当時はともかく、今リアリティをもって読むことができる者はどのくらいいるのだろうか。

ヒロシマ・ノート大江 健三郎岩波書店 1965-06売り上げランキング : 47003おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 沖縄ノートの次はヒロシマ・ノート。中国の核実験に対する態度を除けば今でも普遍的。

沖縄ノート大江 健三郎岩波書店 1970-09-21売り上げランキング : 23709おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools しばらく読書記録を書いていなかったが、また徐々に書き始めようと思う。 とかく最後の数ページだけがとりあげられがちな本だが、全体を通…

最近、終戦後の農地改革について勉強したくなり、岩波か中公の新書で適当なのがあるだろうと思って調べたら、意外なことにまったくなかった。