2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の都 1〜7

永遠の都1―夏の海辺―(新潮文庫)作者:加賀 乙彦新潮社Amazon加賀乙彦の長編。就職した年、まだ結婚する前に一人暮らししていた頃に、鶴巻図書館で借りて読んだ記憶があるが、それ以来。今思うとあの頃はまだ大して忙しくなくて時間に余裕があった。 開業医…

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史

[まとめ買い] 沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史(集英社文庫)作者:佐野眞一Amazon10年ぶりくらいに読んだ。沖縄ヤクザについて延々と書いてあるあたりは辟易するが、奄美差別のことや、尚家の財宝、尖閣諸島について書いてあるところは興味深かった。…

ぼくにはこれしかなかった。

ぼくにはこれしかなかった。作者:早坂大輔木楽舎Amazon盛岡で書店を営む著者のこれまでの経緯が赤裸々に書かれている。元奥さんとの離婚の様子は読んでいても痛々しい。

粗にして野だが卑ではない 石田禮助の生涯

「粗にして野だが卑ではない」石田禮助の生涯 (文春文庫)作者:城山 三郎文藝春秋Amazon国鉄総裁時代だけではなく三井物産時代の様子も書かれている。こういうのが刺激になる人もいると思うが、自分にはいまいちだった。城山三郎は第二次大戦ものの方が良い。

13・67

13・67作者:陳 浩基文藝春秋Amazon香港警察を舞台にした小説で面白い。

八甲田山死の彷徨

八甲田山死の彷徨(新潮文庫)作者:新田次郎新潮社Amazon学生時代、喘息で入院中に読んで憂鬱な気持ちになったことを覚えている。今読んでも色々と感じさせるものがあるが、日本の組織はいつも変わらないのだなと思わされた。失敗の本質の小説版を読んでいる…

わたし、定時で帰ります。ハイパー

わたし、定時で帰ります。 ハイパー作者:帰子, 朱野新潮社Amazon第二編で相変わらず何も気にせず読める。こんな人いるわけないだろと思いながらも面白い。