侍従長の十年半 天皇家の執事 (文春文庫)

侍従長という天皇陛下の“いちばんの側近”が綴った、両陛下のご日常、宮中での日々とは。宮中祭祀の場で国民の安寧を願うお姿、戦没者慰霊への思い、さらにはお車の運転やパソコンをめぐるエピソードまで書き記した貴重な回想録。東日本大震災に際しての両陛下のお姿と、皇室の将来への提言を増補した決定版。

外務省から侍従長になった著者が平成天皇の10年を書かれている。外国訪問の際に、夜遅くまでパソコンを打って記者の質問への回答を作られるらしい。