象徴天皇

「松の緑の大内山」とたたえられる皇居。そこにはどんな人たちが住み、どのように働き、そして何が行われているのだろうか。宮内記者会会員の著者が、天皇制をめぐる敗戦前後の興味深いエピソードを紹介しながら象徴天皇誕生の経緯をさぐった上で、豊富な取材体験をもとに、皇室の現在と、そのあり方をめぐって議論や問題点を報告する。

宮中の内掌典の1日を書いていて興味深い。昭和末期のころの様子がよくわかる。