映画

親愛なる同志たちへ

1962年6月1日、フルシチョフ政権下のソ連で物価高騰と食糧不足が蔓延していた。第二次世界大戦の最前線で看護師を務め、共産党市政委員会のメンバーであるリューダは、国中が貧しい中でも贅沢品を手に入れるなど、党の特権を使いながらも父と18歳の娘スヴェ…

日本のいちばん長い日

・no title 丸の内ピカデリーで見てきた。 半藤さんの原著は4年くらい前に一度読んだことがあり、本では最後の1日を1時間単位に区切って詳細に記述していたが、映画では鈴木内閣が成立してから終戦までを描いている。 鈴木貫太郎の演技がとても良く引き込…

東京公園

・東京公園 先々週くらいに見てきた映画。三浦春馬がカメラマン志望の大学生を演じている。若いっていいなあと思わされた。

マイ・バック・ページ

・マイ・バック・ページ 先々週の日曜に見てきた。朝霞自衛官殺害事件を題材にした映画。 妻夫木聡が上手。どっちつかずで葛藤する心情がよく伝わってきた。

コクリコ坂から

震災後しばらく休館していて、ようやく先週から再開したシネマリオーネ古川にて。想像以上に良かった。戦後まだ20年たっていない日本の雰囲気が良く出ていると思う(実際を知らないが)。主人公の父たちは、おそらく江田島の同期という設定なのだろうと思う…

神々と男たち

フォーラム仙台で見てきた。1996年にアルジェリアで起きた、修道士7人の誘拐、殺害事件を題材にしたもの。イスラム過激派によるテロが激化し、退去勧告を受けながらも、修道士たちは修道院に残っていた。なぜ残っていたのかが時系列で描かれていく。

100,000年後の安全

フォーラム仙台で上映していたので見てきた。高レベル放射性廃棄物の最終処分場についてのドキュメンタリー。10万年後まで保持されるように設計されるそうだが、実際に後生の人間にそれを伝えられるのかという懸念。たかが数千年前のピラミッドでさえ、なん…

ノルウェイの森

利府MOVIXで一人で見てきた。120人くらいはいりそうなホールに、観客は20人強くらいか。 以下、内容についても記載。なので一応隠します。 映画としては面白いと思うのだが、どうしても原作と比べてしまう。比べた場合、不十分な点ばかり目についてしまう。 …

海角七号

銀座で19日まで上映中。最後のチャンスなので行ってきた。 ・海角七号 1940年代と現代の台湾を舞台に、約60年間届かなかったラブレターが2つの時代の恋物語をつなぐ切ないラブストーリー。名匠エドワード・ヤンのもとでキャリアを重ねたウェイ・ダーション監…

カティンの森

岩波ホールで先週見てきた。ワイダ監督の父もカティンで殺害されている。 大戦中にソ連の捕虜となったポーランド軍将校達が、ソ連国内でNKVDに銃殺された事件が題材。夫がソ連に連行された妻達の様子を中心に据えている。大戦中は、共産主義の蛮行としてナチ…

映画

「白バラの祈り」という映画がノバホールで上映されたので見てきた。第二次大戦中にミュンヘンで反ナチ活動をして逮捕され、5日後に処刑されたゾフィーという女子大学生の話。 予想以上に良かった。死刑の危険を冒しながら行動できる学生は今の日本にはいな…