小説 新聞社販売局

全国紙の元社会部記者が新聞業界「最大の暗部」を描いた、衝撃ノベル! 新聞の原価は購読料の6割!? 新聞は「折り込み広告の包み紙」!? 「押し紙」を巡る新聞販売店主との激しい攻防、知る人ぞ知る「大幅値引き」、まさかの「公称部数の水増し」……。さらに、「天ぷらカード」、「抜き取り」、「ゴミ出し」、「預け」、「ピンピン」、「ピンサン」と次々出てくる隠語の数々。はたして「闇」はどこまで深いのか?

元新聞社員が書いた小説で、かなり面白い。押紙問題についてこれでもかと書いている。この業界が先行き厳しいことがよくわかるが、新聞の経営が厳しい社会の将来を考えるとちょっと悲しくなる。