たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て

次期支援戦闘機・FSXを自主開発したい――。それが、日米同盟のジュニア・パートナー日本の悲願だった。だが米国は、ニュー・ゼロファイターを許そうとしなかった。ニッポンが独自の航空機産業を育て、ワシントンから自立していくことを恐れたのだ。国家的ビジョンを持たぬまま、孤立無援の闘いを続ける哀しき外交戦士たちの姿がここにある。『ニッポンFSXを撃て』改題。

15年以上に読んだが内容はほとんど忘れていた。外交敗戦は日本国内の外務省、財務省の争いが書かれていたが、こちらでは国務省国防総省、商務省などアメリカ国内の争いが書かれている。