説明会から帰ってきました

慶応の三田キャンパスで行われていた、本府省業務説明会に参加してきた。午前は全体を通しての講演など、午後は各省庁に分かれての説明会だったが、午後から参加した。

春の官庁探訪は五十石と一緒にいったが、今回は一人で行った。


まず一つ目に、環境省のブースを訪ねた。思っていたよりも人数が多く、近年の環境省人気を実感した。

話の内容としては、各省庁で行われる環境対策と、環境省が行う環境対策の違いであるとか、あとは経済と絡めた環境対策の話だった。

一般的に、環境対策はマクロ経済では"コスト"として扱われるが(僕は勉強不足なので初めて知りました)、コストは必ず誰かの収入になっているわけで、そのお金の行き先が国内であるか国外であるかの問題であるという話を聞いた。

例えば、太陽電池やいわゆるエコカーは国際的に見て日本の競争力は非常に強いが、風力発電の設備は日本の競争力はほぼないに等しいらしい。風力発電の競争力がないのは、日本の地理的要因も関連していると個人的には思う。

あと、日本の原油の中東依存度は86%と異常に高く、米軍に航路の安全確保を頼らざるを得ないため、結果的に米国追従外交の一因にもなっているという話もきいた。

二つ目には、内閣府のブースにいってみた。内閣府は他省庁より一段上に立ち、国家の基本的指針や目標を定める役割を担っているという説明を聞いたためだ。

だが、職員の方の説明がなんか微妙であまり面白くはなかった。途中から他省庁のパンフばっかり読んでた。

なんだかんだで、説明会に行った意義はあったと思う。勉強のモチベーションはやはりかなり上がるし。