惜櫟荘の四季

岩波茂雄の別荘だった惜櫟荘の番人となって十余年.修復はなったものの,温泉の替掘,庭の手入れ,台風の襲来,ハチの大量発生など苦労の絶えない中,文庫書下ろし歴史小説を書く毎日が続く.その合間に家族で出かける海外旅行では,現地の人々との交流を楽しむ.海外旅行のスナップなど著者の写真も多数収録.

修復後の手入れ時期なので、惜櫟荘そのものの記述よりは著者の海外旅行や文庫書下ろしをめぐる思考が中心。