鉤十字の夜

第二次対戦前にイギリスの女性作家が書いたもの。ナチスドイツと日本が世界を分割している2600年代が舞台で、その設定にまず驚く。徹底した書物の排除で、歴史が書き換えられてしまった世界が描かれている。解説によれば今の日本を暗示しているのだとか。