闇の奥

闇の奥 (光文社古典新訳文庫)闇の奥 (光文社古典新訳文庫)
ジョゼフ コンラッド Joseph Conrad

光文社 2009-09-08
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船乗りマーロウはかつて、象牙交易で絶大な権力を握る人物クルツを救出するため、アフリカの奥地へ河を遡る旅に出た。募るクルツへの興味、森に潜む黒人たちとの遭遇、底知れぬ力を秘め沈黙する密林。ついに対面したクルツの最期の言葉と、そこでマーロウが発見した真実とは。

カプシチンスキが黒檀の中でわずかながら言及していた(サッカー戦争のほうだったかもしれない)。コンラッドは、カプシチンスキと同じくポーランド出身。

植民地帝国主義を指弾している書という読み方がされていたそうだが、一読してそういう印象は皆無。