2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧
日本の血脈 (文春文庫 い 88-1)作者:石井 妙子文藝春秋Amazon 著名人の家系をたどれば、この国のかたちが見えてくる 小泉進次郎、香川照之、中島みゆき、美智子妃――。政財界、芸能界から皇室まで、注目の人士の家系をたどった連作ノンフィクション。 小池百…
現代ドイツを知るための67章【第3版】 エリア・スタディーズ作者:浜本 隆志,髙橋 憲明石書店Amazon 文化、生活から国民性、さらに移民、ジェンダー、環境問題まで、世間に断片として氾濫している情報を整理、有機的につなげ全体像を示す。最新のドイツの実情…
令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法 (集英社文芸単行本)作者:新川帆立集英社Amazon 通称:令和反逆六法―― 六つのレイワ、六つの架空法律で、現行法と現実世界にサイドキック! 「命権擁護」の時代を揺さぶる被告・ボノボの性行動、「自家…
幻夜 (集英社文庫)作者:東野 圭吾集英社Amazon おまえは俺を殺した。俺の魂を殺した―― 1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。女は、野心を実現するため…
対馬の海に沈む (集英社学芸単行本)作者:窪田新之助集英社Amazon 人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果…
日本の中の朝鮮文化(1) (講談社文庫)作者:金達寿講談社Amazon 古代朝鮮からの渡来人を考えずに、日本の文化は語れない。全国に分布する彼らの遺跡は、文化水準の高かったことを今に伝えている。ここに注目した著者の遺跡歴訪の旅が始まる。忘れられ或いは…
長い別れ (創元推理文庫)作者:レイモンド・チャンドラー東京創元社Amazon 酔っぱらい男、テリー・レノックスと友人になった私立探偵フィリップ・マーロウ。大富豪の娘との夫婦関係が破綻したテリーは、なんとか彼女と元の鞘に収まったようだったが、ある日、…
羽田と成田作者:前田隆平時事通信社Amazon 本書では、冒頭、決して忘れてはいけない成田空港の歴史に触れ、その後、この歴史と切り離して考えることのできない羽田の再国際化がどのような経緯で進められていったか、更には、4本目の滑走路供用後の能力拡大…
脱出(新潮文庫)作者:吉村昭新潮社Amazon 昭和20年夏、敗戦へと雪崩れおちる日本の、辺境ともいうべき地に生きる人々の生き様を通し、〈昭和〉の転換点を見つめた作品集。突然のソ連参戦で宗谷海峡を封鎖された南樺太の一漁村の村人の、危険な脱出行を描く…
笑うマトリョーシカ (文春文庫)作者:早見 和真文藝春秋Amazon 47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。「彼が誰かの操り人形だったら?」 そう感じた女性記者が、背景を探ると、関係者の不審死、同級生の…
火の島 (ちくま文庫に-21-1)作者:新田 次郎筑摩書房Amazon 昭和40年11月、気象庁の観測所が設置されていた絶海の孤島・鳥島は、巨大地震の危機にさらされていた。無気味な大地の鳴動、鼻をつく異臭。直下型地震の前兆に脅える技術者とリーダーは、死の恐怖と…