ナイロビの蜂

ケニア駐在の英国人外交官クエイルの若くて美人な妻が、喉を掻き切られ全裸で発見された。死の真相が明らかになるにつれて背後にある多国籍企業と巨大国家の謀略が浮かびあがる。

ル・カレの小説は趣があるがどれも読みづらい。これも話の流れを追うのに苦労した。そして、イギリスの小説らしく、読後感が重くてバッドエンド。自殺と片付けられてしまって終わるのが悲しい。