古本買い込んだ

また買い込んでしまった。まだ読み終わっていない本があるのに新しい本を買ってしまうのが俺の悪い癖。とうとう新しい大きな本棚も買ってしまった…。ホーマックで3980円だったので。

4106101254あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書
保阪 正康

新潮社 2005-07
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410227801Xあの原子炉を叩け!
ダン マッキノン 平賀 秀明

新潮社 1988-12
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410113328X指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく
城山 三郎

新潮社 2004-07
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一点目は、新しい本で話題作なのに\210だったので衝動買いした。だが、中身としては微妙。大きな文字だし読みやすいことは読みやすいのだが、その分内容が薄くなってしまった感じがする。ミッドウェー海戦、ガ島、インパール作戦などの個々の記述が薄い薄い。表面をなぞっているだけで、少なくとも各戦闘に関しては俺でもこのくらいのレベルなら書けます。amazonの書評では酷評も多いです。

二点目は、書名だけ見ると海外三文小説な感じがするが、実は1981年のイスラエルによるイラク核施設の爆撃を克明に描いたノンフィクションである。まだ読んでいないけど。

三点目は、城山三郎の集大成とも呼べる作品であると思う。実家で一度読んではいるのだが、文庫版が\105で売っていたのでこれも衝動買いした。特攻第一号である関大尉、そして玉音放送後に最期の特攻隊員として出撃した中津留大尉の2人を対比させながら書いている。

特攻隊ってなんとも言えない悲しさがあると思う。中学校の社会の授業で特攻隊をアメリカ側が撮影した映像を見たが(確か映像の20世紀を見ているときに出てきたはず)、火を噴いて海にどんどん落ちていくのを見てものすごい悲しかった記憶がある。あの中一つ一つに人が乗ってるんだなと思って。