ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~ (光文社未来ライブラリー)

2016年、無名の31歳の弁護士が書いた回想録がアメリカでミリオンセラーとなった。「ラストベルト(錆ついた工業地帯)」と呼ばれる、かつて鉄鋼業などで栄えた地域の荒廃、自らの家族も含めた貧しい白人労働者階級の独特の文化、悲惨な日常を描いた本書は、トランプ現象を読み解く一冊として世界中でセンセーションを巻き起こす。2020年、ロン・ハワード監督によって映画化もされた歴史的名著が、文庫で登場!

アメリカの副大統領が同い年だったとは知らなかった。荒廃した地域・家庭環境から大学に進学し、弁護士になったのは、昔の立身出世物語のようでもある。著者と周囲の人たちとの差はなんだったのだろうか、祖母・祖父の愛情だけなのか。