日本警察と裏金―底なしの腐敗 (講談社文庫)

いずこも同じ警察の裏金。北海道、高知から火の手があがった疑惑は愛媛、京都へと燃えひろがった。白日の下に曝された不正だが、その手口にほとんど変わりはない。ということは…。全国紙が真正面から取り組もうとしないなか、なおも敢然と追及のペンを揮う地方各紙の記者魂がここにある。

警察の裏金問題が問題になったのは20年近く前。ほとんど記憶になかったので興味ぶかかった。