箱根七湯 歴史とその文化

40年以上の有隣新書。江戸時代、大名の奥様が箱根で湯治をしたときは、100人以上の御付きの人が付き従っていたのだとか。最初は一週間単位だった湯治が、江戸中期から徐々に観光化していくようすが面白い。明治以降の電化の速さにも驚く。日本で二番目に早い水力発電があったのだとか。