北朝鮮現代史

地上生活者を読み、北朝鮮の歴史を改めて整理したくなったので再読。1956年の政変について、8月宗派事件という単語を使っていないのは何か思いがあるからなのだろうか。改めて読むと、意外とバランスが取れているような気がするが、帰国事業について、アメリカ、日本、韓国の情報機関がこの機会を逃すはずがなかったと書いているのは著者ならではか。