失われた時を求めて(7)――ゲルマントのほうIII

失われた時を求めて(7)――ゲルマントのほうIII (岩波文庫)失われた時を求めて(7)――ゲルマントのほうIII (岩波文庫)
プルースト 吉川 一義

岩波書店 2014-06-18
売り上げランキング : 238165

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

冬に向かうパリ、「私」をめぐる景色は移ろう。――人妻との逢い引きの期待は破れるも、かつて夢見た「花咲く乙女」とはベッドで寄り添い、憧れのゲルマント公爵夫人からは晩餐の招待が舞いこむ。上流社交界で目にした気品と才気の実態、シャルリュス男爵の謎、予告されるスワンの死……。人間と社会の機微を鋭く描く第7巻。

途中のゲルマント公爵夫人邸での晩餐の様子は退屈だが、その後の後半は結構面白い。これでようやく半分が終了。最終巻が出るまであとどれくらいかかるのだろか。年1冊としてあと5~6年?