地の果て 至上の時 (講談社文芸文庫) 中上 健次 講談社 2012-08-11 売り上げランキング : 347659 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
弟殺しで服役していた竹原秋幸が、故郷熊野へ帰ってきた。だが秋幸不在の三年間に、土地も人も変化していた。父子の確執、「路地」の消滅、容赦ない資本の流入…。重層的に並置された秋幸と紀州をめぐる物語は、壮大にして無比な、現代の“古典”へと昇華する。現代文学を牽引しつづけ四十六歳で逝った巨星が、『岬』『枯木灘』の果てに到達した、世界文学の極点。
中上健次を初めて読んだ。どこが良いのかよく分からない。