飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書) 吉川 真司 岩波書店 2011-04-21 売り上げランキング : 6209 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
舞台はいよいよ飛鳥へ。歴代王宮がこの地に営まれた7世紀、中国大陸・朝鮮半島の動乱に翻弄されつつも、倭国はいくつもの改革を断行し、中央集権国家「日本」へと変貌を遂げていった。推古天皇即位の背景から大化の改新、白村江の戦い、壬申の乱、そして大宝律令成立前夜まで、激動の時代の実像を最新の知見で描く。
大陸との関わりに重点をおいて書かれているようだ。白村江のあと、倭国侵攻を企てた唐がとまったのは、西の吐蕃が活発化し、そちらの対応に手一杯になったからだとか。