飛鳥の都

飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)
吉川 真司

岩波書店 2011-04-21
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舞台はいよいよ飛鳥へ。歴代王宮がこの地に営まれた7世紀、中国大陸・朝鮮半島の動乱に翻弄されつつも、倭国はいくつもの改革を断行し、中央集権国家「日本」へと変貌を遂げていった。推古天皇即位の背景から大化の改新白村江の戦い壬申の乱、そして大宝律令成立前夜まで、激動の時代の実像を最新の知見で描く。

大陸との関わりに重点をおいて書かれているようだ。白村江のあと、倭国侵攻を企てた唐がとまったのは、西の吐蕃が活発化し、そちらの対応に手一杯になったからだとか。