私のマルクス | 佐藤 優 文藝春秋 2010-11-10 売り上げランキング : 41858 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「資本主義の内在的論理についてマルクスが『資本論』で解明した論理は、超克不能である」という確信のもとに、自らの思想的ルーツをたどる。稀代の論客・佐藤優の根幹を成した浦和高校、同志社大学神学部時代を回想しつつ、カール・マルクスとの三度の出会いを綴る著者初の思想的自叙伝前篇。文庫版付録・京都での講演を新たに収録。佐藤優は当たりはずれが激しいが、これはあたり本だと思う。文学界に連載していた頃、中央図書館で毎月コピーして読んでいたが、文庫化されたので買った。 自分も何か勉強しないとと思わせる。読む人を焦らせる本。