チェ・ゲバラ伝

チェ・ゲバラ伝チェ・ゲバラ伝
三好 徹

原書房 2001-01
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人が革命家であり続け、革命家として純粋に死ぬ。人として最も困難なこの主題に挑み、退くことを知らなかった稀有の革命家。革命のロマンティシズムの体現者、チェ・ゲバラの情熱的生涯を克明に描く。98年刊の新装版。

ゲバラの伝記。来日当時のことなど、細かく書いてあり興味深かった。

あと、これを読むと、ゲバラは決して共産主義者ではなく、ヒューマニストというか人道主義者のように感じた。キューバ自体、革命直後は共産主義を標榜していなかったそうで、米ソに挟まれ、結局ソ連計画経済の枠に入らざるを得なかっただけのように思う。ブログ検索したら昔もゲバラについて書いていたが、当時は彼のことをマルクス主義革命家だと認識していたようで、反省。