日本統治下の朝鮮

日本統治下の朝鮮日本統治下の朝鮮
山辺 健太郎

岩波書店 1971-02
売り上げランキング : 292370

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

一九一○年から四五年まで、朝鮮は日本の統治下におかれた。三十六年間にわたる日本の植民地支配の実態はどんなものであったか。歴代総督の治政、朝鮮を舞台とする日本資本の活動と朝鮮人民の独立運動、そして日本の「大陸侵攻作戦」の鍵としての朝鮮の役割など、豊富な資料にもとづいて明らかにする。『日韓併合小史』の続篇。

著者は叩き上げの労働運動家であり歴史家だとか。治安維持法で逮捕され、獄中で終戦を迎えている。

そういうバックグラウンドがあるので、統治時代の労働運動などに多く紙面を割いている。古典として読むのが良いか。