 | 西南戦争―西郷隆盛と日本最後の内戦 小川原 正道 中央公論新社 2007-12 売り上げランキング : 33999 おすすめ平均  Amazonで詳しく見る by G-Tools |
明治維新後、佐賀の乱、神風連の乱、萩の乱などに続く、不平士族による最後の反乱となった西南戦争。九州全土で八ヵ月間にわたり行われた近代日本最大の内戦である。それはまた誕生してまもない「日本軍」が経験した最初の本格的戦争でもあった。本書では、反乱軍の盟主である西郷隆盛の動向を柱に、熊本城篭城戦、田原坂の戦いをはじめ、九州各地での戦闘を丹念に追い、日本最後の内戦の実態と背景を明らかにする。
西郷の下野から内乱の経過、その後の民権運動へのつながりまで書いてあり良い。著者は昭和51年生まれだとか。若くて驚いた。
