9・11ジェネレーション―米国留学中の女子高生が学んだ「戦争」 岡崎 玲子 集英社 2004-03 売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
昭和60年生まれの当時女子高生だった著者が書いた本。文章はかなり論理的で、年齢にしてはすごすぎ。ちゃんと訓練を積んできたのであろう文章の書き方をしている。内容は同時多発テロ当時のアメリカの高校生達が、テロやその後のアフガン攻撃、イラク戦争に対してどのように考えていたのかというのがテーマのようなのだが、もう少し学校での実際の様子などを書いても良かったと思う。後半はほぼ著者が考える政治論・歴史論なので。