ピーク・オイル -石油争乱と21世紀経済の行方- リンダ・マクウェイグ 益岡 賢 作品社 2005-08-31 売り上げランキング : 41,613 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
市立図書館で借りた。かなり面白かった。
イラクにアメリカが侵攻したのは石油があるからだというところから始まり、ロックフェラー以来の石油産業、石油メジャーズの話とかベネズエラのチャベスの話とかいろいろ詰め込まれていて、非常に面白かった。単純な反米本ではないと思う。まあでも、民主主義を根付かせるためにフセインを打倒したんだと単純に思っているアメリカ人が多いというのは、どうなのかなと思ってしまう。
やはり、21世紀中にはエネルギーをめぐる紛争が起きる世紀になるのかと思わせる。あと個人的には、水をめぐる戦争も起きそうだなと思いますが。