安倍「一強」の完成 (ドキュメント 平成政治史 第四巻)

首相の座に返り咲いた安倍晋三は、政権維持のため、さまざまな策を講じる。小刻みな衆院解散で党内反対派を抑え、一部野党と連携、野党の分断・弱体化を進め、さらに内閣人事局による官僚支配やメディアへの圧力も強めた。こうして強固な体制を築いた安倍は、秘密保護法や安保法制を成立させ、二〇一六年の参院選にも大勝。念願の憲法改正を視界に収めるが…。

2013年から2016年までを書いている。ちょうど本省・国交省で働いていた時期で、当時を思い出しながら読んだ。