父と子

父と子 (岩波文庫 赤 608-6)父と子 (岩波文庫 赤 608-6)
ツルゲーネフ 金子 幸彦

岩波書店 1960-09-25
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激しく変貌する時代に,異った二つの世代に生きる父と子の姿を描く.ロシアにおける農奴解放令発布の年,一八六一年に書かれたツルゲーネフの代表作.発表と同時に旧い世代は社会秩序を破壊する危険思想と評し,若い世代は自分達の戯画を主人公に見た.しかし主人公バザーロフは今日なおニヒリストの典型として生きている.

150年以上前の作品だが今読んでも面白い。世代間のギャップを題材にしていて、今も昔も変わらないんだなあと思わせられる。