それから (新潮文庫) 夏目 漱石 新潮社 1985-09-15 売り上げランキング : 39374 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
長井代助は三十にもなって定職も持たず、父からの援助で毎日をぶらぶらと暮している。実生活に根を持たない思索家の代助は、かつて愛しながらも義侠心から友人平岡に譲った平岡の妻三千代との再会により、妙な運命に巻き込まれていく……。破局を予想しながらもそれにむかわなければいられない愛を通して明治知識人の悲劇を描く、『三四郎』に続く三部作の第二作。
こちらも学生の時以来。就職する直前、新潟に帰省する車中で読んだ気がする。話の筋をほとんど覚えておらず残念だったが、やはり面白い。