資本論の世界

資本論の世界資本論の世界
内田 義彦

岩波書店 1966-11-21
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資本論』を実際に適用してみることで、人間と社会がどう見えてくるか。『資本論』という経済学の体系を作ったマルクスが、現代の私たちに何を語りかけているか。対象である資本主義の現実と、マルクスという人物との間に緊張をたたえて成立する資本論の世界を解明し、現代を理解する視座を提供する。

NHK教育に影響され、かといって資本論自体を読むのは重いので、昔買ってあった本書を読んだ。スミスとマルクスの比較なんか面白いと思った。剰余価値がどのように生まれるのかの解説も分かりやすかった。ローザ・ルクセンブルクを読み返そうかと思う。