開国と幕末改革 日本の歴史18 井上 勝生 講談社 2009-12-10 売り上げランキング : 96263 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
十九世紀は一揆、打ちこわしが多発した。その中、雄藩は独自の改革を進め、自立をめざした。一方、ペリーの来航、開国を迫る列強の圧力に幕府は根底から揺さぶられる。「開国」「尊皇」「攘夷」「討幕」が入り乱れ、時代は大きく動き、幕府は倒壊への道をたどる。本書は、特に沸騰する民衆運動に着目し、世界史的視野と新史料で「維新前夜」を的確に描く。
毎月出ているこのシリーズだが久々に面白く読んだ。特に、北方交易や一揆の作法についてなど。