see you again

30年前に起きたいじめ自殺事件。亡くなった中学生の遺書の不可解さにとらわれたルポライターが、生涯をかけて追いつづけた謎は、はたして解けたのか? いじめた人、いじめられた人、傍観していた人――すべての人が読むべき空前絶後の大作。

今年読んだ中で間違いなくナンバーワン。900ページを超える大作だが、読後感がとてつもなく重い。30年かけてこれを書いた著者もすごいし、それを待って出版した講談社もすごい。著者は最初に「創作」と断っているが、ここまで地元に入り込んで人間関係を築いて、少しずつ当時のことを聞き出して再構成している。一番最後に書かれている「禁断の解決編」が書かれるのはいつだろうか。