横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)

羽田や成田を使用する民間機は、常に急上昇や迂回を強いられている。米軍のための巨大な空域を避けるためだ。主権国家の空を外国に制限されるのはなぜなのか。密室で決められる知られざる法体系を明らかにする。

横田空域が日米地位協定に根拠がないことから始まり、昔は訓練も決められた空域以外は認められないとしていた政府見解が、いつのまにか低空飛行訓練はどこでもできるというように変わってしまうことを説明している。ドイツ・イタリアでは、国内法を駐留米軍が守る法体系になっていることも説明されている。反米軍主義者ではないが、なぜ国内法の適用をここまで避けているのかは理解できない。