島のエアライン

天草ゆかりの知事の強力なリーダーシップで、地元の夢・天草空港は実現に向け、動き始める。議会の反対派、一部地権者などを数年がかりで説得し、建設工事が始まるが、予定される路線の厳しい採算性とおりからの航空不況で、就航する航空会社が見つからない。熊本県庁は「7人のサムライ」を起用し、独自の航空会社立ち上げへと舵を切る。果たして「島のエアライン」は、国の審査に合格し、九州の空へ飛び立つことができるのか!?

登場人物はすべて実名だという。県庁職員が地域航空会社を立ち上げ、1機の機体で運航を始める。下巻の機体更新の場面で、最後のフライトのあたりは胸を打たれた。今年の上半期読んだ本の中でもっとも良かった。