われわれは生きて戻れるのか? ――原発が爆発・暴走するなか、地震・津波被害者の救助や避難誘導、さらには原発構内での給水活動や火災対応にもあたった福島県双葉消防本部一二五名の消防士たち。他県消防の応援も得られず、不眠不休で続けられた地元消防の活動と葛藤を、一人ひとりへの丹念な取材にもとづき描き出す。講談社 本田靖春ノンフィクション賞ほか受賞の迫力作。
原発事故に直面した地元の消防士たちを描いている。もう震災から14年。当時宮城県内にいて、ほとんど情報がなく、ラジオで原発の状況を聞きながら何とも言えない不安な気持ちになったことを思い出す。消防士たちの苦労やストレスは想像を絶するものだったのだろう。かなりの量の被ばくをしてしまった彼らに健康被害が生じないことを願うばかり。
