選ぶべきは愛か、大儀か――。
第二次大戦時、混沌する運命に翻弄される男女の愛憎を描く、究極の歴史サスペンス!
1940年、太平洋戦争前夜の神戸。満州事変以降、国内外で不穏な空気が漂う最中、福原聡子は仕事で満州へ赴いた貿易商の夫・優作の帰国を待ちわびていた。しかし、帰国後の優作は人が変わったようで、憲兵隊からも目をつけられ始める。満州で何があったのか、夫は何を隠しているのか。優作と家庭の幸福を守るため、夫の秘密を探る聡子が目にした驚愕の真実とは――?
演出・黒沢清、作・濱口竜介、野原位、黒沢清による、蒼井優、高橋一生出演のNHK BS8Kドラマ「スパイの妻」(2020年6月放送予定)、渾身の小説版。
ドラマを見たことがなく、純粋に小説として読んだ。二転三転するが、国外に逃亡した夫がどうなったのか最後まで分からないままに終わる。最後の現代パートで、逃亡直前の主人公の妻の映像のフィルムが見つかったのはどういう意味だったのか。戦後に国外で再開したということだったのか、よくわからない。
